エアコン取り付けはDIYでできるの?

DIYは日曜大工と訳されます。自分で家具を作ったり、家を修繕したりすることをいいますが、ではエアコン取り付けもDIYで済ませることは可能なのでしょうか。ほとんどの場合、エアコン取り付けは販売店がサービスで行うことが多いようです。しかし最近では、ネットショップで格安の、あるいは中古のエアコンを買う人が増えています。そうした場合、エアコン取り付けは業者に依頼するか、DIYするしかありません。費用を抑えたいときはDIYの一択となるわけですが、どのようにすればそれができるのでしょう。

エアコン取り付けをDIYする手順

まず、エアコン取り付けの場所を決めなくてはいけません。エアコンを稼働させるためには、100V以上の専用コンセントが必要なので、ない場合はその回路を開くことから始めます。

コンセントもでき、場所が決まったら、エアコン取り付けに必要な金具を打ち付けましょう。通常、エアコンを買った時には一緒に梱包されています。中古エアコンを買うときには、この金具があるかどうかを必ず確認してください。

次に穴をあけますが、この工程では電動ドリルが必要になります。また、刃も専用のホールソーという種類のものがいりますので、ない場合は事前にホームセンターなどで調達しておきましょう。穴の位置は、金具の少し下のあたりです。

この穴からは、本体と室外機をつなぐ電線、配管を通します。先に電線を通し、エアコン本体に接続させましょう。つながったら次は金具への取り付けです。エアコン本体を金具につけて、しっかりと固定します。

配管は二本、排水用と冷却用のものがありますが、両方とも穴に通して、室外機と本体をつなぎます。いずれも説明書に書いてありますので、初心者の人はしっかり見ながら作業を進めることが大切です。

エアコン取り付けDIYで忘れてはならない真空引き

エアコン本体と室外機をつなぐ配管には、冷却用のものがありました。この配管は、必ず真空状態にしておかなければいけません。真空状態ができていない場合には、空調のききも悪くなりますし、故障の原因にもなりえます。

この、配管を真空状態にする工程を真空引きといいます。エアコン取り付けをDIYで行う場合には、必ずこの真空引きを忘れずに行いましょう。数分から十分程度、真空ポンプで配管内の空気を完全に抜き取ります。

真空引きが終わったら、ボトルをしめて完了です。エアコンを稼働させてみて、正常に動くかどうか確認しましょう。

エアコン取り付けをDIYでするメリットとデメリット

エアコンエアコン取り付けは、DIYでも可能なことがわかりました。DIYでできれば、取り付け費用もかかりませんし、業者とやり取りする時間も必要なくなります。ネットで安いエアコンを買って、取り付けまで自分でできれば、販売店で買うよりコストはかなり抑えることができるでしょう。

しかし、エアコン取り付けをDIYで行うためには、そろえなければいけない工具もいくつかあります。それらの工具が自宅になく、今後も使う予定がない場合には、そろえる費用と業者に支払う費用を比べてみましょう。

エアコン取り付けは、DIYでも不可能ではありませんが、簡単なものでもありません。真空引きがうまくいかず、配管に残った不純物が故障の原因になることもあるでしょう。

そもそもエアコン取り付けを考える部屋に、専用コンセントがない場合には、素人がDIYで取り付けるのはさすがに難しいのではないでしょうか。今後エアコンが壊れたときのことを考えても、信頼できる業者を探しておくことは、デメリットにはならないはずです。数年間の保証付きのサービスもありますから、修理費用を考慮に入れたうえでの費用対効果を考えたいものです。

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